■ 有言実行! 満願の優勝!


 2004年度の春、そして秋と市大会を連覇し、シーズン最後のオレンジリーグこそ準優勝だったものの

 低学年の大会でトップレベルの成績で新学年に歩んだ!

 しかし、2005年の幕開けはC球というボールの違いか、あるいはメンタルなことだったのか・・・

 学年が上がれば、どのチームもレベルアップを図って向かって来る為か・・・

 思うような試合展開にならず、春・新人大会とあと一歩のところで涙を呑み、歯痒さばかりが残っていた・・・

 僅か10人で構成された5年生チームはそれでもくじける事はなかった!

 何がいけないのか?! どこが悪いのか?! ひたむきに、ひたすらに、監督・コーチの指導について行き

 そいて、満を持して迎えた最後の秋季大会にその答えが最高の結果として導かれたのだった!!





























9月11日(日) 秋季2部2回戦 村岡小 13:40PM
チーム
ビッグロード
藤沢ファイターズB 13 18


(藤) 安孫子、高木、古賀 − 石原  *** (ビ) 田中 − 鈴木 

【三塁打】 高木(藤)
【二塁打】 古賀(藤)2 石原(藤)








 快勝!

 初回、相手投手の乱調で先頭の尚輝から九番の和之まで9連続得点を含む13点で勝負は決まった!

 大味な試合になったが 一成・亮の打撃には目を見張るものがあった!
 今まで比較的苦手としてきた遅い球に投球からインパクト、打球のイメージを頭に描いているようだった!
 力みも抜け、インパクトの瞬間だけに力を集中するM崎コーチの教えがやっと体で表現できるようになってきたか?!
 また、ボールをじっくり見て3四球を選び、チャンスを広げ、
 自らも三度ホームを踏んだ拓弥の落ち着いたバッターボックスさばきもナイス!
 守備は拓弥の勇気を持って前に出、ハーフバウンドで捕球、アウトにした2塁守備が光った!  




















9月19日(月祝) 秋季2部3回戦 稲荷A面 14:25PM
チーム
藤沢ファイターズB 18
村岡フェニックスB


(藤) 安孫子、高木 − 石原  *** (村) 古賀、菅井 − 小川 

【三塁打】 宮崎(藤)
【二塁打】 石黒(藤)2 北條(村)








 ファイナルへあと一つ!

 初回、この数試合トップに定着した尚輝が内野安打から拓弥の右中間への鋭いヒットに脚を絡め、
 あっという間に3点を先取した!
 2回には聡汰の見事な脚で遊撃内野安打、富夫のセンター前、大樹のセンターオーバーのエンタイトル2塁打、
 亮、涼介のヒットに四球、敵失をからめ7得点のビッグイニングでほぼ試合を決定づけた!
 迎えた4回、先頭の亮が四球で出塁すると涼介のライトオーバー3塁打から聡汰、富夫、凌介、尚輝まで5連打!
 さらに拓弥、大樹がじっくり四球を選び脚を絡めると相手のエラーもさそいこの回8点を奪い18対0とした!
 先発の和之はまだまだ危なっかしいマウンドさばきながら常にストライクが先行し、2回を無得点に封じた!
 初回はわずか6球、2回は自らのエラーと四死球でピンチを招いたものの、
 今日始めてホットコーナーに入った尚輝が二度にわたる好守で本塁を許さなかった!
 3回から登板の尚輝は先頭打者にお約束の四球、今日も安心して見ていられないピッチングを披露・・・
 次は決勝進出を賭けて鵠洋パイレーツと準決勝・・・今年は未だ無冠のBチーム、目指すは優勝!これしかないぞ!  























10月23日(日) 秋季2部準決勝 稲荷A面 10:30AM
チーム
鵠洋パイレーツA
藤沢ファイターズB 2X


(藤) 安孫子 − 石原  *** (洋) 渡辺 − 山本 

【三塁打】 渡辺(洋)








 逆転サヨナラで決勝進出!

 初回、先頭の 尚輝から3本の単打・四球を絡めて2点を先制した!
 しかしパイレーツも春から成長著しく2回に下位打線の活躍であっという間に同点・・・
 4回に同点に追いつかれ5回にはついに逆転を許す・・・
 ファイターズは3、4、5回と気合いが空回りか、凡打の繰り返し・・・
 やっと出た亮のワンバウンド左中間フェンス直撃弾も当たりが良過ぎ、
 2塁へ行きかけてあきらめたが1塁へ戻り切れずタッチアウト・・・
 ますますムードは悪くなったが時間的に最終回となった6回表、パイレーツの攻撃を無得点に抑えさあ反撃開始!
 打順は6番から!下位打線がしぶとくつないで上位で返す!これがファイターズの得意とするところではないか!
 1死後今日久しぶりにスタメンに入った7番 凌介が追い込まれながらもファウルで粘り見事三遊間を破りチャンスを作る!
 8番 聡汰が倒れるもここで落ち着いてボールを見極める事では定評のある 富夫を代打に送り!
 期待どおりの落ち着きを見せ四球を選んだ・・・
 ここでトップの尚輝がショートへ気持ちで放った内野安打!まず凌介を迎え入れ同点!
 続く 拓弥はセンター前へふらふらと上がるフライ・・・
 これを相手のセンターがぎりぎり追いつくも捕り切れず富夫がサヨナラのホームを踏んだ!!
 この試合10人全員が力を合わせて勝利を呼び込んだ事はもちろん紛れも無い事実だが、先発でライトに入った守備に不安のある
 凌介が5回の守備機会で4刺殺1補殺、最終回には自らが同点のランナーとなるヒットを放ち、
 大活躍した事がチームのムードを盛り上げた!!
 休まず練習に来て決して弱音を吐かず、練習はウソをつかない事を身をもって教えてくれた凌介に心より感謝申し上げたい!
 初回の先頭打者はライトゴロ、そして最後のバッターはライトフライであった・・・   































 いよいよ迎えた今シーズン最後の大一番、秋季大会決勝戦!

ここ最近負けた試合はいずれも普段どおりのプレーができず、連鎖的にミスを重ねた事による失点がほとんど・・・
決勝戦という大一番で彼らの前に立ちはだかるのは相手チームだけではなく緊張とプレッシャー・・・
この見えない敵とどう戦い、緊張とプレッシャーをほど良い緊張"感"に変えるか!
これがこの試合の全てと言っても良いだろう!

普段どおりのプレーが出来て負けたら何が足りないのかを考え、練習しよう!
果たして勝利の女神はファイターズに微笑んでくれるのか?!  

初回、先頭の尚輝が今日も出塁!
これで尚輝はトップバッターに定着して10試合のうち、初回先頭打者として
出塁できなかったのはたったの1回だけ!
続く拓弥も四球を選びいきなり無死1、2塁の先制チャンス!
3番大樹がレフトライナーに倒れるも4番一成の中前打で満塁!
ここで長打率抜群の亮を迎えいやがおうにも盛り上がる!!
しかしこの回、亮の右犠飛による1点のみで終わる・・・
2回から4回までお互いチャンスはあったものの決定打が出ずスミイチの1点勝負か?
はたまたどちらか集中力が切れ逆転、あるいはさらに点差を広げるのか?

そして迎えた5回裏の攻撃、
トップから始まる好打順も簡単にツーアウト・・・
ここで相手投手の長谷川くん、なんと3連続フォアボール・・・
そして6番涼介の時に痛恨のワイルドピッチ、
のどから手が出るほど欲しかった追加点が
思わぬ形で転がり込んだ!
さらに涼介の内野安打で1点を追加!
今日の和之の出来ならほぼ安全圏の点差
と言いたいところだがそこは少年野球、
何が起こるかわからない・・・
守りの気持ちになったとたん崩れて逆転・・・
を許すなんてのは日常茶飯事。
しかし今日はほど良い緊張感を持続する事ができ、
6回表、
エンゼルスの4番から始まる攻撃を3者凡退に退け、
その裏ダメ押しともいえる3点を追加!

そして最終回、マウンド登ったのは尚輝!
先頭の7番小林くんにファウルで粘られ8球目、
1塁の後ろへふらふらと上がるフライ・・・
これがヒットになり次打者の投ゴロで
1-6-3のダブルプレーかと思いきや・・・
ショート大樹の送球がそれて打者走者を2塁に残し、
さらにこのランナーを
ピッチャー尚輝自らのエラーで返してしまう・・・
このところの負けパターンを垣間見たが点差の開きもあり、
後続二人をきっちりと打ち取り、優勝旗を手にした!




公式記録ではありませんのでご了解ください
学年 善行南エンゼルスB ポジション 打数 安打
東野悠太 三飛 三ゴ ・・・ ・・・ 投飛 ・・・ 二ゴ
大久保辰彦 中安 ・・・ 捕邪飛 ・・・ 三ゴ ・・・ 一ゴ
長谷川 涼 右安 ・・・ 三ゴ ・・・ 右飛 ・・・ ・・・
並木亮太 左球 ・・・ 投ゴ ・・・ ・・・ 三ゴ ・・・
上村良紀 投ゴ ・・・ ・・・ 三ゴ ・・・ 三ゴ ・・・
工藤 樹 ・・・ 左安 ・・・ 一飛 ・・・ 二ゴ ・・・
小林航太郎 ・・・ 三振 ・・・ 右安 ・・・ ・・・ 一内安
遠藤涼介 ・・・ 投ゴ ・・・ 死球 ・・・ ・・・ 遊失
古木翔馬 ・・・ 左安 ・・・ 三ゴ ・・・ ・・・ 投失





















10月30日(日) 市秋季2部決勝戦 稲荷スポーツ広場A面 11:09 AM
チーム
善行南エンゼルスB
藤沢ファイターズB













学年 藤沢ファイターズ ポジション 打数 安打
高木尚樹 5・1 遊内安 右飛 ・・・ ・・・ 三ゴ 中安 ・・・
橋本拓弥 四球 三振 ・・・ ・・・ 捕邪飛 一内安 ・・・
石黒大樹 左飛 ・・・ 死球 ・・・ 四球 四球 ・・・
古賀一成 中安 ・・・ 捕邪飛 ・・・ 四球 一ゴ ・・・
石原 亮 犠右飛 ・・・ 二ゴ ・・・ 四球 三内安 ・・・
宮崎涼介 9・5 投飛 ・・・ ・・・ 投飛 一内安 二ゴ ・・・
住田富夫 ・・・ 左安 ・・・ 三内安 遊飛 ・・・ ・・・
志村聡汰 ・・・ 四球 ・・・ 四球 ・・・ ・・・ ・・・
加藤凌介 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 三ゴ ・・・
安孫子和之 1・8 ・・・ 三振 ・・・ 三振 ・・・ 四球 ・・・























試合前M崎コーチ直伝のメンタルトレーニングで過度の緊張、
プレッシャーといった見えない敵を撃破出来たことは
今後の試合にとって大きな収穫になりそうだ!
最後にスタッフ、選手、ならびにご家族のみなさま、
いつも人数でハラハラドキドキで
安心して試合を迎えたことがないBチームを
暖かい目で見守ってくださり、
力強い応援をいただきありがとうございました!